自炊と徒然

自炊の記録と徒然

ジャズ合宿。

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昨年、ベーシストの先輩の紹介で、コンボバンドに所属したのだが、毎年恒例だという夏の合宿に初めて参加させてもらった。
合宿場所であるその別荘は、当バンドのギター担当の方が所有する、昭和初期の家をリフォームしたもので、中軽井沢駅から少し離れた森の中にあった。
わたしが東京で仕事を終えて現地に到着するころ、みな夕食中で、いい感じに酔っぱらっていた。

 

宴会中心のゆるい合宿かと思いきや、逆だった。
ひとつ屋根の下でストイックに練習をし、寝食を共にし、2泊3日は瞬く間に過ぎた。
軽井沢という場所は湿気があり、文字通り木製のウッドベースは水分を吸収して膨張し、音程は狂いまくった。
また、指先には水ぶくれができ、3日目は弦を弾くのが辛かった。ギブアップしたかったが、なんとかもちこたえた。

 

↓水ぶくれを潰したところ

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総合的に楽しい合宿だった。
しかし、自分の力不足もしみじみと痛感し、心が痛かった。
わたしはこのバンドに本当に必要なのかと落ち込んだし、できれば泣き言を言いたかった。 

 

合宿を終え、軽井沢から東京まで、ベーシストの先輩と二人で帰った。
軽井沢駅で帰りの新幹線を待つ間、
「たのしかった。でも、自分の力不足っぷりがしんどかったです」
と正直なところを話した。
先輩は、
「それは、ある意味進歩だな」
とおっしゃった。

 

それから自分の下手くそっぷりに絶望したわたしは、二日間ほど「どん底」まで落ち込み、仕事中も涙が出るほど心が不安定になった。
ジャズのことでこんなに心が乱れるのは初めてである。

 

しかし、これをきっかけに練習に対する意識がまた一つ進歩した。
初心に戻って、基礎のスケール練習を毎日毎日積み重ねていくことにした。
合宿に参加しなかったら、こんなことはしなかった思う。

 

おそらく来年も合宿に参加して、自分の下手さ加減に絶望するだろう。
自分の未熟な部分と向き合うのは苦行だが、とにかく続けるしかない。

いいベーシストになりたい!月並みな言葉しか思いつかないけど、それに尽きる。

 

〈おまけ〉

合宿中の朝食。

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