自炊と徒然

自炊の記録と徒然

内なる子供の声。

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母は己のモノサシを基準に、わたしという人間をを評価する。
心の根底に愛情や経験や知恵、娘のため、周囲のためという想いがあるのだろうが、時にわたしに対して辛辣な物言いをする。

 

ウチの実家は本家で、盆暮れ正月は大変な来客がある。
とあるお正月のこと、当時子供だったわたしは、ある事でとても沈んでいた。
その時、母がわたしに言い放った言葉が以下である。

 

「周り(うちにくるお客さん)が心配するから、そういう暗い顔をしないでくれる?」

 

いまだに思う。あのとき、母はどうしてわたしの悲しみを受け止めてくれなかったの?
本家の嫁としての仕事を全うするのに精一杯だったのだろうけど、ほんの1ミクロンでもいいから共感して欲しかった。

 

振り返ると、大なり小なり上記のようなことがたくさんあった。
そのたびに泣いてふさぎ込んだり、拗ねて家を飛び出したり、わたしなりに怒りや悲しみをアピールしていたが、気にも留ていないように見えた。

 
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先日、帰省した際、こんなことがあった。
母がわたしに対して、「40歳にもなって」という怒り方をしてきた。
"40歳にもなって"って。そんな言い方あるだろうか。
子供のころから蓄積していた怒りや悲しみが、一気に爆発し、思わず反発の言葉をぶつけてしまった。

 

「そういう言い方は、いかがなものか?あなたのモノサシで、そんなこと言われても気分が悪いだけだ」

 

すぐさま母はわたしに謝罪したが、なにか響くものはあったのだろうか。


考えてみると、いままで母に対して怒りの言葉を具体的にぶつけたことがなかった。
怒られないように、自分が傷つかないように、顔色をうかがっていた気がする……。
今回のわたしの爆発は、ちょっとした革命だったかもしれない。


そんなことがあって以来、わたしのなかのインナーチャイルド(子供時代の頃の記憶や心情、感傷)が泣いている。
もっと、理解してほしかった、受け入れてほしかった、孤独だったと、ここぞとばかりにアピールしてくる。
ちょっと気を抜くと涙が出てくるし、お腹も下している。困った。
困ったけれど、わたしが今までに経験した躁鬱の根源をひもとくと、インナーチャイルドに到達するのではないか。


大事な事なので、もう一度記しておく。
わたしはもっと理解してほしかった、受け入れてほしかった、孤独だった。
こんど母に会ったときに、子供時分の苦しさを、勇気を出して伝えてみようかと思うが、いまさらという気もする。

どうしたらいいかわからないのが、正直なところである。